筆者プロフィール

筆者戸谷有里子

印刷業界のスーパー営業マンとして19年間トップの実績

主な実績

  • 入社2年目で新規受注獲得1億円を達成
  • 営業マンとして19年間常に毎年目標を達成
  • 年間売上最高2億円以上
  • 年間3000件以上受注

カッコイイ社長?

コミュニケーション

こんにちは。
戸谷有里子です。

 

 

皆さんにとってカッコイイ社長ってどういう社長ですか?
業種や取り組んでいる内容、企業規模、そして皆さんの価値観によって違うのは当たり前ですよね。

 

 

先日あるデザイナーが独立する時に、年間数百万受注実績があるクライアントをくれた社長が
「カッコイイ!」「太っ腹」「それくらい自信のある、器の大きな人になりたい」と聞きました。

 

 

そうですよね。カッコイイね。 と思いますが、
その瞬間、小さな違和感も感じました。
私は営業マンであり、管理職でもあり、小さい会社の経営陣でもありました。

 

 

ですので、その立場から見ると、
「頑張れよ〜」的な送り出しで、側から見ると一見カッコイイけれど・・・。
それって、そのクライアント様の為に心を込めて頑張った、他の社員はどう思うのか?
「ふ〜ん・・・・」
「彼のクライアントなの?」
「彼だけが頑張ったんじゃないよ」
「自分もあのクライアントさん好きだったのに・・・」
など感じるのではないかな?
(気持ちの入れようで全く違いますが、私の部下達はクライアント様への愛がしっかりあるので・・・)

 

 

それって、クライアント様の意向は? こちらが決める事?
「いや、急に独立した私が今後やります。って言われても・・・」
とならないのか? そんな程度のつながりなのか?
相手が望む事であればそれは他のスタッフも納得するだろうけれど・・・。
と感じてしまいます。

 

 

私も同じように営業が辞めて行く際に「あのクライアントさん持って行って良いよ。 」と言ったことはあります。
それは、彼自身が取って来たクライアント様で、彼がヒアリングし、彼がデザインし、彼が納品し、彼以外のスタッフは関わっていないからです。  置いて行って欲しいとは思いませんでした。

 

 

業界の常識もありますし、何が正解ではないのですが、
会社のフタッフの想いを汲み取る、やりがいを守る、
一緒に頑張っていきたいというチーム(会社)を守る為に、

 

 

「俺は、カッコ悪くてもイイ。」
と1言だけ言った社長が、私は一番カッコイイと思います。

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